みなさん、こんにちは。PRISM+編集部です。
これからPRISM+では、YAMATO CREATIONで働く人たちのリアルな声や日常をお届けしていきます。
記念すべき第1回(Day 01)にお話を聞いたのは、大阪店でスタートした「メンター・メンティ制度」を経験した3人。
入社当初の不安や、慣れない社会人生活。そんな日々の中で、自然と話せる先輩の存在が、少しずつ安心につながっていったと言います。
“メンターだから”“メンティだから”ではなく、お互いに寄り添いながら過ごした1年間について、リアルな声を聞きました。
◆ 初めての社会人生活、未知の環境への不安 ◆
初めての社会人生活。
今までとは違う未知の環境に、不安と期待を抱えながら、一人暮らしもスタートしたEさん。
大阪店で始まった「メンター・メンティ制度」も、最初は「何週間かに一回話して、業務を教えてもらうような、会社の硬い形式的なものなのかな」という印象が強かったと言います。
社会人になる不安に加え、12月から4月までは夜間の現場が続き、生活リズムのサイクルが変わる大変な日々もありました。
・Eさん:
「現場が夜間だったので、夜遅く帰ってきて、お昼前に出社して…という生活で、最初はなかなか慣れない部分もありました。でも、お二人が業務の時間以外でも気にかけてくださることが多くて、気持ち的にはすごく楽になりました。」
そんなEさんを支えたのが、業務メンターのIさんと、メンタルメンターのTさんでした。
◆ 「自分みたいになってほしくない」先輩たちの等身大の想い ◆

(左から)入社2年目のEさんと、業務メンターのIさん。席も隣同士でいつも声をかけ合っています。
業務メンターのIさんは、「メンターだから」と身構えるのではなく、隣の席にいる少し年上の先輩として、困った時に気軽に声を掛けられる存在になりたいと考えていました。
・Iさん:
「自分自身、同性の後輩ができるのが初めてだったので、『自分みたいになってほしくないな』っていう気持ちもあって。まずは安心して相談できる関係をつくれるよう、フラッと軽く話せる関係になれたらいいなと思っていました。」
実際に席も隣同士。「今どんな仕事してるの?」といった何気ない声掛けを意識していたそうです。
また、他部署のメンタルメンターとして関わったTさんは、自身の入社当時に先輩たちに温かく声を掛けてもらった経験がありました。だからこそ、社内だけではなく、仕事終わりにカフェへ行ったり、ボーリングへ行ったりと、気楽に話せる時間を大切にしていました。
実はお二人は、制度が始まる前の「入社歓迎会」の時点で、Eさんの“一生懸命な人柄”を感じ取っていたそうです。
・Tさん・Iさん:
「最初から、『頑張りすぎるタイプだな』って当てちゃいました(笑)。この世代、みんな真面目なんです。Eちゃんも最初から同じような雰囲気を漂わせていました。」
自分たち自身も「真面目なタイプ」だと笑う2人。だからこそ、Eさんが頑張りすぎて不安を抱え込みやすくなっていることに、自然と気づけていたのかもしれません。部署こそ違うものの、同い年の同期であるIさんとTさんは、普段の何気ない会話の中で「最近Eちゃんどう?」と、自然に連携を取って気にかけていました。
◆ 半年で見えた大きな成長。「自分で自分を褒める」ということ ◆

(左から)Eさんと、メンタルメンターのTさん。仕事だけでなくプライベートの趣味の話もよくするそうです。
この1年を通して、Eさん自身は「学生の頃に比べて、図面がしっかり描けるようになったこと、見積の拾い出しで図面には書いていないちょっとした項目を出せるようになったこと」に成長を感じています。
Iさんから見ても、Eさんの成長は想像以上でした。
・Iさん:
「仕事の流れを自分なりに理解して、優先順位を考えながら行動できているなと感じます。内容を的確に読み取って先回りした対応ができていて、近くで見ていて『あ、そんなに!?』って驚くことの方が多いです(笑)。」
また、メンタル面ではTさんが提案した「ユニークな取り組み」がEさんの変化を後押ししました。
・Tさん:
「真面目に頑張っている人って、他人の評価以外で『自分頑張ったな』って思えることが少ないのかなと思って。だから2人で話すときに、あえて『今の自分自身をいくつか褒めてみよう』という項目を作ったんです。」
・Eさん:
「最初は本当に何も出てこなくて、めっちゃ絞り出していました(笑)。」
・Tさん:
「最初はプライベートの些細なことだったんですけど、半年ほど経った頃、現場で大きな変化があったんです。タイルの施工手順について、Eちゃんが自分から現場管理の人に『こっちの順番の方がやりやすいと思います』って意見を言えた、と具体的に自分を褒めてくれて。自分のことを客観的に考えられるようになっていて、すごく嬉しかったです。」
◆ 1年を経て気づいた、無理のない3人の距離感 ◆

それぞれの距離感のまま、気づけば一緒に過ごす時間が増えていました。
そんな3人らしい印象的なエピソードがあります。研修へ行った帰り道のことです。
・Tさん:
「3人とも研修で疲れてたよね(笑)。そんな帰り道に緑の多い風情ある場所を見つけて、3人で写真を撮り合ったりしたんです。Eちゃん、普段あんまり表情に出さないポーカーフェイスなタイプなんですけど、その時すごいニコニコしてて。『あ、こんな顔見せてくれるようになったんだ』って嬉しくなりました。」
・Eさん:
「きっかけとしてメンター制度はすごく大きかったです。でも、今は席も隣ですし、ずっと喋ってるし、Tさんとは大好きな韓国の話もできるし…。『制度があったから喋れた』っていう形式的な感じではないんですよね。」
・Iさん:
「仕事上の真面目さは大切だけど、いかにラフな感じを増やせるか、そこをどう崩せるかが今の自分の楽しみです(笑)。」
形式に囚われず、言いたくないことは無理に話さなくてもいい。そんな自由で無理のない距離感が、3人の間には自然とできあがっていました。
◆ 会社の人数が増えた「今」だからこそ、制度がある意味 ◆
最後に、自分たちが入社した頃にはなかったこの制度について聞いてみました。
・Tさん:
「私が入社した頃は今より人数も少なくて、先輩たちも自然と話しかけてくれていたんです。でも今は人数も増えて、逆に『誰が話しかけるか』みたいに躊躇しやすくなっている部分もあるのかなって。だからこそ、最初に『話せる先輩』が固定でいるきっかけとして、この制度があるのは意味があるなと思います。」
“メンターだから”“メンティだから”ではなく、少し先を歩く先輩として、そっと気にかける。
近すぎず、遠すぎず。
この1年を通して、3人の間には、そんな空気が自然とできていたようでした。
座談会を通して印象的だったのは、先輩2人が常に「自分が新人だった頃の不安」を思い出しながら、Eさんに寄り添っていたことです。
「自分だったらどう感じるかな」
「こういう時、不安だったな」
そんな実体験があるからこそ、“メンターとして支える”というより、少し先を歩く先輩として、自然と声を掛ける関係になっていったのかもしれません。
